岡谷市内のゼネコン「株式会社岡谷組」さん、総合インテリア業「小林インテリア」さんを通じて、葬祭ホールの改修工事に携わらせて頂き、その中で『人生の最後に使うベッド』の畳を作らせて頂きました。
今年父を亡くしした私としても、複雑な気持ちでしたが、心を込めて作りました。
いつまでもキレイに使って頂けるよう、化繊の「紋縁(もんべり)」と丈夫な和紙畳表を使用。
新たなる旅立ちへ向けて、安らかにお休み頂けるよう気持ちを込めて作りましたが、畳の縁の○をキレイに結構大変な作業で、1年のうちに数年に1件あるか、無いかの仕事です。(ここだけの話100点満点の仕上がりとは行きませんでした) その他にも、お寺さんの控室を大小2部屋。
こちらはおひとり様用でしょうか
↑こちらは複数人用です
お寺さんの控室は、ゆっくり気持ちを整えて頂ける様に熊本県八代市の農家、園田さんの天然い草畳表を使用し、い草の香りいっぱいの部屋にして頂く事が出来ました。 こう言った改修工事で、下請けに入る時普通なら「安価に」と言われがちですが、お世話になった株式会社岡谷組さんの現場監督さん、小林インテリアの担当者さん、とても理解のある方で、当店から提案した通りの畳を納入させて頂く事が出来ました。亡くなられた方の為にも、お見送りするご遺族の為にもとても良い選択になったと思います。
JA虹のホール様、岡谷組の現場監督Mさん、小林インテリアのMさん、この度はまことにありがとうございました。お気付きの点などありましたら、遠慮なくご連絡下さい。 合掌